ガンバ大阪の試合観戦を検討している方に向けて、パナソニックスタジアム吹田までの行き方や、詳しい観戦情報を紹介します。
パナソニックスタジアム吹田に初めて行く方向けに、アクセスやスタジアムでの注意点を開設しますので、参考にしてみてください。
この記事でわかること
- ガンバ大阪の基本情報
- パナソニックスタジアム吹田までのアクセス
- スタジアムで観戦するときのポイント
ガンバ大阪の基本情報
ガンバ大阪はJ1リーグ1部(J1)に所属するプロサッカーチームです。
1992年のJリーグ創設からある「オリジナル10」の1つで、大阪府の吹田市、茨木市、高槻市、豊中市、摂津市、池田市、箕面市をホームタウンとしています。
チームカラーは青と黒で、2021年からはエンブレムを変更し、Gの文字を青、黒、白の3色でデザインされたシンプルなロゴを採用しています。
同じ大阪が本拠地で、ライバル関係にあるセレッソ大阪との「大阪ダービー」は、リーグ屈指の激しいダービーマッチとして有名です。
ガンバ大阪は、2005年にJリーグを初制覇すると、これまでにJリーグ2回、天皇杯4回、Jリーグカップ2回、ACL1回の、合計9つのタイトルを獲得してきました。これは鹿島アントラーズの20個に次いで、浦和レッズと並び2番目に多いタイトル数で、Jリーグ屈指の強豪クラブといえます。
近年は下位に低迷していましたが、2023年にスペイン人のダニエル・ポヤトス監督を招聘し、ボールを保持するポゼッションサッカーに取り組むと、第15節からは7勝1分と快進撃を続け、徐々に本来の強さを取り戻しつつあります。10個目のタイトルを手にするのも、そう遠くないといえるのではないでしょうか。
そんなガンバ大阪のキーマンは、MFの宇佐美貴史です。
ガンバの育成組織出身で、若くからその才能を認められ、若干17歳で公式戦デビューを果たします。「ガンバの至宝」と呼ばれ、2度の海外移籍も経験しながら、Jリーグではガンバ一筋で多くのタイトル獲得に貢献しました。2023年からは、同じくガンバのレジェンドであった遠藤保仁が長らくつけていた背番号「7」を継承し、チームの主将にも就任しています。31歳とベテランの域に差し掛かっていますが、まだまだガンバにタイトルをもたらす活躍を期待したいところです。
パナソニックスタジアム吹田
ガンバ大阪のホームスタジアムは「パナソニックスタジアム吹田」です。
2015年に完成したサッカー専用スタジアムで、建設費の大半をスポンサー企業やサポータからの寄付金で賄った、まさに「サポーターによって作られたスタジアム」です。従来のスタジアム建設は、自治体の負担、つまり市民の税金で建設されるものがほとんどで、この寄付によるスタジアム建設という斬新な取り組みは、国内でも初めての試みで、各方面から高い評価を受けています。
収容人員は約4万人、全面屋根付きでFIFAのスタジアム基準も満たしており、ガンバ大阪の試合だけでなく、日本代表の国際Aマッチも開催可能な、国内屈指のスタジアムです。
特にスタンドからピッチまでの距離が7mと、国際Aマッチが開催可能なスタジアムの中では最短で、最も近くで選手が見れるスタジアムとなっています。
下層、中層、上層の3層構造になっており、上層からでもピッチ全体が見やすく設計されています。また全面に屋根が設置されていますので、雨天の場合でも全く雨を気にせず観戦を楽しめるのも、うれしいポイントです。
スタジアムまでのアクセス
パナソニックスタジアム吹田までのアクセスは以下の通りです。
「新大阪駅」からのアクセス
「新大阪駅」
↓ 地下鉄御堂筋線
「千里中央駅」
↓ 大阪モノレール
「万博記念公園駅」
↓ 徒歩15分
「パナソニックスタジアム吹田」
スタジアムの最寄り駅は「万博記念公園駅」と「公園東口駅」の2つです。
「公園東口駅」の方がスタジアムまでは徒歩12分と若干近いのですが、「公園東口駅」は彩都線という支線になりますので、「万博記念公園駅」を利用する人が圧倒的に多くなっています。但し「万博記念公園駅」からスタジアムまでは階段が非常に多いため、車椅子を利用されている方は、階段の無い「公園東口駅」の利用が推奨されています。
最寄駅からのルート
最寄り駅の「万博記念公園駅」からパナソニックスタジアム吹田までは徒歩で15分です。駅からの道は、広くて歩きやすく、交差点にはもれなく案内表示もありますので、初めてスタジアムに行かれる方でも、まず迷うことはありません。スタジアムも駅から見えていますので、地図や事前の下調べなどは不要です。
万博記念公園駅を出て、スロープを下っていくと、左手に有名な「太陽の塔」がサポーターを出迎えてくれます。
そのまま直進すると、右手に大きな橋があり、この橋をわたるまでに、非常に長い階段があります。行きはちょっときついですが、登り切ると橋の途中から、雄大なパナソニックスタジアムが正面に姿を現します。これで一気にテンションが上がりますので、頑張って歩いてください!
座席情報
パナソニックスタジアム吹田での座席からのピッチの見え方を紹介します。
サッカー専用スタジアムなので、ピッチが近くて迫力満点です。
パナソニックスタジアム吹田は、サッカー専用スタジアムなので、ピッチと客先の間隔が近く、最前列ではなんと7mしか離れていません。
ボールを蹴る音や、選手の声もはっきり聞こえ、迫力満点です!
上層階からみたピッチの様子です。
ピッチからは遠くはなりますが、程よく傾斜がついているため、ピッチ全体を見渡すことができるので、試合の流れを楽しみたい方にはおススメです。
またゴール裏の応援団は、上層の中心部に陣取っているため、近くに行けば迫力のあるチャントを体感することができます。
パナソニックスタジアム吹田は全席座席が完備されており、立見席はありません。
また座席の間隔も広く、満員になっても窮屈さはなく、快適に観戦することができます。トイレや買い物なので、座席を離れたい場合でも、ストレスなく移動することができます。
スタジアム周辺の情報
パナソニックスタジアム吹田はスタジアムグルメも充実しています。
まずは場外の広場に、「Gキッチン」という屋台が立ち並ぶエリアがあります。
季節や試合のテーマごとに、期間限定の店舗やメニューが登場します。
そして2階のコンコースには、スタジアムをぐるっと1周、さまざまなお店が出店しています。各種フードやドリンク、大阪名物のたこ焼きももちろん売っています。
また選手とのコラボメニューも定期的に開催していますので、何度来ても新しいメニューを楽しむことができますね。
そしてグルメだけではありません。
同じく2階コンコースの一角には、グッズショップとミュージアムも併設されています。レプリカユニフォームやタオルマフラーなどのアパレルグッズから、マグカップやキーホルダーなどの雑貨まで、様々なガンバグッズを試合観戦のついでに買うことができます。
またガンバがこれまでに獲得してきたトロフィーや、歴代在籍選手のサインやスパイクなどの記念のグッズが展示されているミュージアムもあります。トロフィーの数を見ると、さすがは「西の横綱」と称される強豪クラブであることを実感できます。
ガンバ大阪の応援
ガンバ大阪の代表的なチャントを紹介します。
ガンバの応援はリーグでも屈指の熱さを誇り、浦和や鹿島などと同じく熱狂的なサポーターが多いことで有名です。
ネットにも多くの動画が上がっていますので、チャントを覚えて、スタジアムで是非一緒に歌ってみましょう。よりスタジアムでの観戦を楽しめること間違いありません。
ガンバ大阪まとめ
ガンバ大阪と、パナソニックスタジアム吹田での試合観戦に関する情報を紹介しました。
- ガンバ大阪はオリジナル10で、タイトル9個を誇る強豪クラブ
- 熱狂的なサポーターが多く、応援の迫力が圧倒的
- 国際Aマッチ対応の大型サッカー専用スタジアム
- ピッチまでの距離が7mと短く、臨場感抜群
- 大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩15分
- ルートは単純で歩きやすく、迷う心配がない
- 全面屋根付きで雨の日の観戦も快適
パナソニックスタジアム吹田は、2015年の完成と比較的新しく、コンクリート打ちっぱなしの外観は、欧州のサッカースタジアムを見ているようで、格好良さはリーグ随一です。
またピッチまでの距離も近く、大迫力でサッカー観戦ができる、大変おすすめなサッカースタジアムです。皆様も是非一度足を運んでみてください。